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〈論調〉 米軍撤退で「安保」問題解決

 米国と南朝鮮が10月の第38回「定例安保協議会」で、南朝鮮占領米軍が「持続駐屯」する内容の「未来同盟青写真」を発表するのは、米国の侵略的な対朝鮮敵視政策と南朝鮮当局の外部勢力への依存政策が少しも変わっていないことを示している。

 米国の侵略的な対朝鮮政策を現地で執行する南朝鮮占領米軍を撤退させずには、朝鮮民族がこんにちの不幸と苦痛から脱することができず、自分の運命を自主的に開拓することもできない。

 南朝鮮当局が米国の侵略的な対朝鮮政策に相づちを打ちながら、南朝鮮占領米軍を統一以後も駐留させるという文書を発表しようとするのは、戦争の方法で同族を害そうとする露骨な反逆行為である。

 南朝鮮当局はこの犯罪行為を覆い隠すため「安保」をうんぬんしているが、それはき弁にすぎない。

 朝鮮半島の平和の破壊者は南朝鮮占領米軍であり、したがって米軍を撤退させれば「安保」問題もおのずと解決される。南朝鮮人民を米軍のいけにえにしたあげく、全民族までいけにえにしようとする南朝鮮当局の妄動は絶対に許されない。

 朝鮮民族は、米国と南朝鮮が発表する侵略と売国の文書を認めず、自分の運命を絶対に外部勢力に委ねないであろう。

 南朝鮮当局は、民族の運命を侵略者に委ねようとする反逆行為を中止すべきである。(民主朝鮮5日付論評)

[朝鮮新報 2006.8.10]