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〈論調〉 国際舞台における米の独断と専横

 国連憲章と国際法も眼中になく、意のままに振る舞っている米国の独断と一方主義は世界の平和と安全を破壊し、軍事的衝突を招く基本要因になっている。

 国際舞台で米国の独断と専横により国連が無力になり、国連憲章が揺れている。

 朝鮮半島の情勢が戦争前夜の危機局面に至っているのも米国の独断と専横、一方主義政策がもたらした結果である。米国の悪らつな対朝鮮包囲網形成と軍事的恐喝策動は国連加盟国に対する敵対的な行動を禁止している国連憲章への乱暴な蹂躙であり、国連の権能を弱化させる犯罪行為である。

 国々の自主権が踏みにじられ、世界の平和と安全がひどく脅かされているこんにちの現実は、すべての国がいつよりも米国の独断と一方主義政策に警戒心を強めることを切実に求めている。

 世界の平和愛好人民は米国の独断と一方主義政策に反対、排撃し、それを断固と粉砕すべきであろう。(労働新聞5日付論評)

[朝鮮新報 2006.9.8]