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「日朝市民連帯・大阪」総会 浅野健一教授が講演

「朝鮮から日本見る習慣を」

 日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪が主催する日朝平壌宣言4周年記念講演会が16日、大阪のアピオ大阪で行われ、会員と日本市民ら約100人が参加した。

 講演会ではジャーナリストで同志社大学社会学部教授の浅野健一氏が「最新、朝鮮半島情勢について」と題して講演を行った。朝鮮を取り巻く情勢や日本の政治情勢について述べた浅野教授は「朝鮮から日本」など、他国から日本を見る習慣をつけることが大事だと強調し、在日朝鮮人と付き合うことが日本の国際化にとって重要で、日朝連帯こそが日本を民主化するプロセスだと述べた。

 講演会に先立ち、「日朝市民連帯・大阪」の第1回総会が行われた。

 活動報告と今後の活動内容について述べた有元幹明共同代表は、朝鮮バッシングに流されず正しく現状分析すべきだとし、日朝国交正常化を第一目的とする恒常的な組織が必要だと強調した。

 「日朝市民連帯・大阪」は今後、朝・日国交正常化の早期実現に向けた集会や要請活動、学習会、西日本でのネットワーク構築などに取り組んでいく。

[朝鮮新報 2006.9.22]