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〈論調〉 民族的立場に立たない南当局

 こんにち、「わが民族同士」の理念によって同胞の統一気運は高まっているが、北南関係がこれに伴っていないのは南朝鮮当局が民族的立場に立たず、外部勢力の拍子に合わせて踊っているからだ

 同族を敵視して侵略しようとする外部勢力と共助する場合、北南関係は発展はおろか、対決の道へ進むしかない。

 南朝鮮の親米勢力が「友邦」と見なす米国は、わが民族の自主統一偉業の癌的存在である。

 それなのに、南朝鮮の対米追従勢力は侵略的な米国に対する幻想を捨てられず、彼らの言いなりになっている。

 外部勢力の対朝鮮敵視政策に追従する南朝鮮当局の行為は、北南関係発展の基礎を破壊している。

 外部勢力と共助するのは歴史的な6.15共同宣言に対する否定である。

 共同宣言が現在のように否定される状況で、北南関係の発展について語ることは言語道断である。

 外部勢力との共助は北南関係を取り返しのつかない破局へと追い込んでいる。

 今、朝鮮を害し、侵略しようとする米国の犯罪的な策動は最悪の事態に至っている。

 南朝鮮は外部勢力のそそのかしのもと、朝鮮に対する国際的な圧力騒動に加担しており、民族的利益に反して外部勢力の対朝鮮制裁騒動に相づちを打っている。

 外部勢力との共助は北南対決の道、北侵戦争の道だ。(労働新聞15日付論説)

[朝鮮新報 2006.9.22]