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〈論調〉 人権踏みにじる米国とイスラエル

 イスラエルが今夏のレバノン侵攻当時にクラスター爆弾を使用したのは、米国が代理人を通じて行った凶悪な殺人蛮行、人権侵害犯罪行為である。

 世界的に人権を余地なく踏みにじり、抹殺し、人民に恐ろしい不幸と災難、苦痛を被らせる者が他ならぬ米国とイスラエル侵略者である。彼らは口先では「人権尊重」「自由」についてしきりにけん伝するが、自分らの侵略的で略奪的な目的を達成するうえでは国際法の順守と人権尊重は眼中にもない。

 米国は、イスラエルを押し立てて自分らの犯罪的な中東戦略を容易く実現しようとする目的から国際的にクラスター爆弾の使用が禁止されていることをよく知っていながらも、それを自分らが大量使用しているばかりか、イスラエルに渡して民間人を対象に使用するようにして残酷な災難をもたらしている。(労働新聞11月22日付論評)

[朝鮮新報 2006.11.30]