宮女たちの礼服であり、婚礼のとき新婦たちの礼服でもあった。前身ごろのすそは短く、後ろは長い。まとめ髪(団子)に飾りの付いた冠をかぶり、額の両脇に菊の形の飾りを刺し、かんざしに絵がほどこされたリボンを垂らした。(出典「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版)
今号から、朝鮮王朝時代の服飾のうち、現在まで受け継がれているものをシリーズで紹介していきます。
[朝鮮新報 2006.1.20]