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〈朝鮮服飾ものがたりA〉 朝服(チョボク)

 封建官吏たちが朝賀(王にひれ伏し礼を尽くす)のときに着る礼服。

 青衫と呼ばれる青い衣に紅い紅裳、紅衫を重ねて着た。

 前は蔽膝で膝を覆い、後ろは刺繍をほどこし、脇には玉の装飾物をつけた。

 胸には帯を巻き、金冠をかぶった。

 金冠の量、数は、職位により異なる。足には木靴を履いた。

 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版)

[朝鮮新報 2006.2.3]