尹光子個展、東京・銀座のギャラリーで、美しい山や農村風景 |
3回目となる尹光子個展が、1月31日から2月5日まで、東京・銀座のギャラリー・ムサシで開かれた。 41点の風景画(油彩)が出展された個展では、約30年にわたる集大成ともいえる「大源太湖」(100号)、「れんげ畠」(30号)などの美しい日本の山や農村の風景が、目を引いていた。 尹さんが本格的な絵の道に入ったのは31年前。以来、第一美術協会東京都知事賞、第一美術協会会員賞に輝くなど活躍してきた。 また、朝鮮美術家同盟、在日本朝鮮文学芸術家同盟(文芸同)のメンバー、女流展パランピッ展会長として、多数のグループ展にも出展してきた。 画家の洪永佑氏は、「写実が特徴の画風にますます磨きがかかった。30年以上もプロとして活躍されてきたことに頭が下がる。こんごもますます、精進していい絵を描いてほしい」とエールを送っていた。 [朝鮮新報 2006.2.6] |