来る２９日現代音楽の巨匠、故尹伊桑氏を追悼する合同音楽会が金剛山で開かれる。尹伊桑平和財団などが明らかにした。金剛山文化会館で南の１００余人と「平壌尹伊桑管弦楽団」が氏の音楽を演奏する。氏は光州民主化抗争をテーマにした「光州よ、永遠に」、北の国立交響楽団が初演したカンタータ「私の地、私の民族よ」など１５０余編の作品を残した世界的音楽家。６７年の「東ベルリン事件」で逮捕されたが、今年１月、「国情院（前安企部）過去史真実調査委員会」は朴正熙政権がねつ造したとの結論を下した。金剛山公演は氏の名誉回復後、初めての音楽会としても注目される。

［朝鮮新報 2006.4.17］