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政治越えるのは文化

監督デビューした キム・ソンジュンさん

 「天有願作比翼鳥/地有願為連理枝」(天に在りては願わくは比翼の鳥と作らん/地に在りては願わくは連理の枝と為らん)

 唐の詩人・白楽天が玄宗皇帝と楊貴妃について歌ったあの「長恨歌」の一節からインスピレーションを得て作った映画のタイトル。15日に封切りされた南の映画「連理の枝」で、監督デビューを果たした。

 「余命がいくばくもないと知ったヒロインの苦しみや悲しみよりも、愛を見つけた喜びや明るさを描きたかった。切ない物語ではあるが、悲しみだけではなく、愛とは幸福であることを知ってほしい」と語る。

 34歳。日本や在日の映画ファンには「先入観や偏見で見るのではなく、素直な感受性で映画を観てほしい」とメッセージを送る。

 靖国問題はじめぎくしゃくしている朝鮮半島と日本の問題についても、「政治の壁を越えていくのは、結局文化の力だと思う」と語った。スクリーンクォーター縮小にも異を唱える静かな闘志の持ち主。

[朝鮮新報 2006.4.19]