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中央初の女性部長

留学同中央国際部長 金涼子さん

 61年の歴史をもつ留学同の第27期中央本部常任委員会国際部長。

 「これまで各地方本部委員長はじめ機関責任者として活動する女性はいたが、中央本部常任委員会の女性登用は初めて。新たに東京都文京区の本部に拠点を移し、中央のメンバーとして励んでいきたい」

 昨年(26期)は中央国際部長兼西東京委員長として活動した。

 専任活動家として働き始めて5年目。留学同に出会い、朝鮮語を学び、民族意識にめざめた。

 昨年2月のワールドカップアジア最終予選の際には「朝鮮対日本戦」を朝・日の若者たちで応援する企画を立て、日本のマスコミにも大きく取り上げられた。それを元に「日朝友好関東学生の会」を結成。日本の学生たちと訪朝し、平壌の大学生とも触れ合った。

 「参加者たちは日本の偏った報道を知り、朝鮮の人々が日朝友好と国交正常化、祖国統一を望んでいることに深く感動していた。今年はさらに輪を広げ、学生はもとより教授たちにも参加を呼びかけている」

 12月には日本と朝鮮半島の次代を創造する若者フォーラムを予定している。

 「関西では京都を中心に、18年前から日朝関係史を学ぶ大学の自主講座が継続的に開かれている。今年は関東圏でも日朝友好を語れる大学生や市民を増やしていきたい」

 今期は留学同の全専任活動家の3割を女性が占めた。「中央の政策に女性の視点も盛り込んでいきたい」と意欲を語る。

[朝鮮新報 2006.4.26]