〈朝鮮服飾ものがたりI〉 ペレンイ、チョリプ、カク、カクモ |
上から順に、「ペレンイ」は竹を編んで作った帽子で、身分が低い者と葬祭で使った。 「チョリプ(草笠)」は草を編んで作った黄色い「カク」。少年や別監などが使った。「カク」は馬のたてがみや尻尾の毛、細い竹で編み、黒く塗って光沢を出した。成人男性がポピュラーに使った帽子のひとつ。「カクモ」は雨具として「カク」3の上にかぶった。油紙で作られ、たたむと扇子を閉じたときのように細くなる。 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より) [朝鮮新報 2006.6.16] |