もとは上着の下に着る服であったが、身分の低い者は法により「道袍」や「チュンチマク」を着ることができなかったため、トゥルマギを上着代わりに着ていた。
のちに道袍とチュンチマクがなくなり、すべての人々が、トゥルマギを上着として着るようになった。
こうしてトゥルマギは男性の代表的な上着となった。
(出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)
[朝鮮新報 2006.7.14]