〈本の紹介〉 「世界と恋するおしごと 国際協力のトビラ」 |
国際協力のための究極のガイドブック 看護師、弁護士、消防士などのように、人々を助け、社会の役に立つ職業の1つとして「国際協力師」という仕事がある。最初はボランティアとして始めても、数年たつと給料がもらえ、世界の人々を助けながら、自分の生活も維持できる職場があるのだ。本書は、世界の最前線で活躍している36人に「どのような学歴、資格、経験があれば国際協力のプロになれるのか?」話を聞いたもの。学生、青春時代の悩みから笑い話まで、すべて会話形式で収録し、それそれの人間性が伝わるよう配慮された。 国際機関から―ユニセフ、WHO、世界銀行、UNHCR、国連ボランティア、政府機関から−JICA職員、JICA専門家、青年海外協力隊、NGOから−国境なき医師団、ピースウィンズ、アムダ、JANIC、一般企業から−キャノン、トヨタ、東京電力、大和証券などの他、最後に、消費者(主婦や主夫)ができる国際協力も取り上げられている。(山本敏晴 編著、小学館刊、)(朴日粉記者) [朝鮮新報 2006.7.22] |