子どもが大好きな季節になりました。しかしこれだけ暑いとどうしても夏バテやいろんな病気が気になりますね。そこで夏にはやりやすい病気の特集をしてみました。 同じ発熱でも体中をよく観察することでいち早く発見できるかもしれません。とくに乳幼児などは体調をくずすと、ぐずったり変化もわかりやすいはずです。親がしっかり見つめて早期発見できると悪化を防げると思います。 ここでいくつか代表的なものをあげてみました。 ヘルパンギーナ
・どうしてなるの?
ウイルスに感染してかかります。夏かぜの一種です。 ・症状は?
39℃前後の熱がでます。のどに発疹ができ、それが→水泡→潰瘍に。 ・家庭での注意は?
のどが痛くて、水分がとれない場合があります。脱水症状に注意! プール熱 ・どうしてなるの?
プールでウイルスに感染する場合が多いようです。タオルでもうつります。 ・症状は?
39℃ほどの熱が4日間前後でます。のどの痛み、目の充血があります。 ・家庭での注意は?
何日も高い熱が続きますが、熱さましを使いすぎないように。 とびひ ・どうしてなるの?
虫さされ、すり傷などに、雑菌が感染してなります。 ・症状は?
水ぶくれができます。破れるとかさぶたのようになります。 ・家庭での注意は?
ひっかくことで、症状が広がります。かゆくてもがまんさせましょう。 手足口病 ・どうしてなるの?
ウイルスに感染してかかります。夏かぜの一つです。 ・症状は?
手のひら、足の裏、口の中などに水ぶくれができます。 ・家庭での注意は?
口の中を痛がるときは、しみない食べ物を与えましょう。 りんご病 ・どうしてなるの?
ウイルスによる感染が原因です。 ・症状は?
ほっぺ全体が赤くなります。手足にも発疹がでることがあります。 ・家庭での注意は?
発疹が長引くおそれがあるので、日光に長くあたらせないように。
※その他、各地域で流行している感染症に関する情報は感染症センターなどで検索していただければわかると思います。 (広島朝鮮初中高級学校 元養護教諭 徐千夏) [朝鮮新報
2006.8.4]
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