喪中の葬祭が着る服。
一般的には、太い麻布で作り、縫製をきれいにしない。
腰にはチマを巻き、祭服を着たうえに麻の縄を結んだ。
頭には頭巾と屈巾をかぶり、麻で結った輪を乗せた。
手に持った杖は、葬祭が葬例や祭祀のときについたもの。
外出時には麻のトゥルマギだけを着て、方笠をかぶった。方笠は極細の竹を編んで作った。
(出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)
[朝鮮新報 2006.10.19]