第２５回尹伊桑音楽会が１８〜２０日、平壌の尹伊桑音楽堂で行われた。

　１８日の開幕に際して、康能洙文化相らと故尹伊桑氏夫人と娘、朴在圭理事長を団長とする南朝鮮「尹伊桑平和財団」参観団、祖国に滞在中の海外同胞、駐朝ドイツ大使館員、訪朝中のドイツのゲストが公演を共に鑑賞した。

　公演に先だって崔昌一文化次官が開幕の辞を述べた。

　中央芸術団体と尹伊桑音楽研究所管弦楽団が出演した公演の舞台には、尹伊桑作曲弦楽合奏のための「絨毯」、尹伊桑作曲交響曲第２番とバルトーク作曲弦楽合奏「ディベルティメント」、ソプラノ独唱「わが国の青空」などの曲目が披露された。

　２０日の閉幕公演の舞台には、尹伊桑作曲バイオリン協奏曲第３番と管弦楽「明けるな、平壌の夜よ」、ベートーベン作曲交響曲第５番などが披露された。

　一方、同音楽会に参加した朴在圭理事長を団長とする「尹伊桑平和財団」参観団は２１日、平壌を発った。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2006.10.27］