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〈朝鮮服飾ものがたりR〉 冠、巾、網巾

 右上から順に、小さな「サントゥグァン」は、髪の毛の少ない老人のまげにかぶせた。

 「カムトゥ」(左上)は、「宕巾」(タンゴン)ともいい、官人たちは網巾の上にこれをかぶり、正式の冠やカッをかぶった。

 「程子冠」(チョンジャグァン、中央)は、文官や士が自宅で過ごすときにもっともポピューラーに使われた物。網巾(下)は、髪の毛の乱れを防ぐために使い、馬のたてがみや尻尾の毛で作った。

 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)

[朝鮮新報 2006.11.16]