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編集後記

 昨年12月に行われた第30回中央大会に行ってきた。まずは、等々力アリーナの大きさに驚きだった。近年、各競技が低迷していく中での神奈川籠球協会結成は喜ばしかった。さて、男子は東京が予選リーグでよもやの敗戦。女子では東京が順当に勝ち進み、対戦チームはどこかが注目された。サブアリーナでの試合も熱かった。先日掲載されたように、男子では朝大が劇的な逆転での優勝、女子部門では東京が貫禄の連覇を果たした。今年度ミニから一般までさまざまな試合を観戦し、ホイッスルも吹いたが、在日バスケ界における今後の課題点が見え始めた。まず、日常練習における基礎練習の徹底だろう。右手だけでドリブルをしたり、いわゆる「手打ちシュート」など、技術面における修正点は各協会の協力のもとに解決していきたい。次に試合中の応援。極端な日本語の応援というよりも、相手ファウルに対する罵倒だ。「ナイスファウル」という言葉の使い方も少々考えなくてはならないだろう。フリースロー時の意図的な発音はアンスポ対象だ。最後にマナー。今回関東学生選手権で「学校責任オモニ会議」を行い、ゴミの分別や父母のマナーの向上について呼びかけたところ、ゴミなどはほとんどなく、スムーズに大会を運営することができた。すばらしいことである。編集部の主観と独断によるものではあるが、来年度導入してみるのもよいだろう。(コリアン・バスケットボールネット編集局)

[朝鮮新報 2006.1.19]