〈2006トリノ冬季五輪〉 北南朝鮮選手団が合同行進 |
北南の合同行進が冬季五輪で初めて実現した。10日、イタリア・トリノで開幕した2006冬季五輪で朝鮮選手団と南朝鮮選手団の約50人が水色の朝鮮半島が描かれた「統一旗」を先頭に合同で入場した。 北南選手団は21番目に登場。「COREA」と書かれたプラカードと北南の両旗手が掲げる「統一旗」を先頭に、選手たちは観客席に手を振って「一つの民族」を世界にアピールした。旗手は、北側はフィギュア男子のハン・ジョンイン選手、南側はスピードスケート女子のイ・ボラ選手が務めた。 今大会に朝鮮選手団はフィギュア、ショートトラックの6選手など14人が参加。南側はスケート、スキー、ボブスレー、スケルトンバイアスロンの5種目に69人の選手団を派遣した。今大会は82カ国、2600余人の選手たちが出場、各国選手らが7つの種目でメダルを争う。閉会式は26日に行われる。 [朝鮮新報 2006.2.14] |