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愛知 朝・日体育人懇親会 スポーツ交流の活性化を

サッカー、ゴルフなど在日同胞プロ選手ら参加

 在日本朝鮮人愛知県体育協会主催の「2006朝・日体育人懇親会」が2月25日、名古屋市内のホテルで行われ、総連愛知県本部河貞鳳委員長、体連の鄭元海会長、愛知体協の朴秀成会長、県下体育団の選手、関係者、日本の体育関係者ら250余人が参加した。

 会ではまず主催者を代表し、朴会長があいさつ。6.15精神に沿った民族団合の雰囲気がいつになく高まる中、冬季五輪開幕式では北南の選手たちが合同入場し、同胞たちはもちろん世界にも深い感銘を与えたとしながら、近年、県的に行った民団との囲碁、ゴルフ大会をはじめ民族団合事業について言及した。また、各体育団が活躍し朝・日親善に寄与してきたと指摘し、これからスポーツを通じて祖国統一と朝・日国交正常化のための活動を力強く推し進めていこうと語った。

 つづいて鄭元海会長、愛知県サッカー協会の赤尾協美会長代行、長久手町議会(愛知万博海外PR協会会長)の川上孝一議員が祝辞を述べた。

 また、06年度のシード権を獲得したプロゴルファーの白佳和選手、昨年愛知で開催された世界オリエンテーリング選手権に朝鮮代表として出場した李敬史選手、今年朝鮮大学校を卒業し、J1の川崎フロンターレに入団する鄭大世選手たちがそれぞれ紹介され、「同胞たちに希望を与えられるように一生懸命プレーしたい」と抱負を語った。

 また、J2の横浜FCで活躍する鄭容臺選手の激励メッセージと記念品として送られたサイン入りユニフォームが紹介された。各体育団の活動が紹介され、東海朝鮮歌舞団の公演とプロ選手たちの愛用品を賞品とした抽選会が行われた。

 今年で6回目となる懇親会は、厳しい情勢の中でも毎年輪を広げ、日常的に体育人たちの交流を促進する貴重な場となっている。

 参加者たちはこれからも朝・日関係の改善のためスポーツ分野での活発な交流を推進していこうと話し合っていた。【愛知体協】

[朝鮮新報 2006.3.24]