学校関係者が表敬訪問

　東京朝鮮第９初級学校サッカー部の「少年サッカー杉並区新人大会」優勝報告会が１１日、杉並区役所で行われた。杉並区教育委員会の井出隆安教育長と区役所の関連部署職員らがサッカー部の部員、関係者らとともに参加し、優勝を祝った。曽山繁区議が同席した。

　報告会では、区役所側から生徒たちに花束が贈呈され、キャプテンの高太樹くん（初６）が優勝報告を行った。また、井出教育長が祝辞を述べ、金亀鶴校長が謝辞を述べた。

　優勝の要因を聞かれた生徒たちは、「心を一つにしたから」「一生懸命練習したから」と答えた。

　報告会に先立ち、金校長とアボジ会、オモニ会の代表らが井出教育長を表敬訪問した。

　金校長は朝鮮学校と日本学校の保護者同士の交流などに言及し、今年度からサッカー部が杉並第一小のグラウンドを借りることになったと報告。井出教育長は区内小学校での教諭経験について述べ、交流に理解を示した。

［朝鮮新報 2006.4.13］