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第28回キングスカップアマボクシング大会 朝大ボクシング部の愼泰和選手が銅メダル

朝鮮が銀1、銅2獲得

大会に参加した朝鮮選手団

 第28回キングスカップアマチュアボクシングトーナメントが4〜10日、タイのバンコクで行われ、17カ国から110人の選手たちが参加した。昨年に続いて同大会に参加した朝鮮選手団からは5人の選手が出場し、バンタム級のキム・ウォングク選手が銀メダルを獲得。また、ライトフライ級のロ・ソク選手、ウェルター級の愼泰和選手(朝鮮大学校政治経済学部3年、同大ボクシング部)がそれぞれ銅メダルを獲得した。

 ボクシングの国際大会で朝鮮代表として出場した在日同胞選手がメダルを獲得するのは初めて。朝大ボクシング部から朝鮮代表としての出場、メダル獲得も初となる。

 愼選手は、初戦の石山俊朗選手(日大)を18−6の判定で下したが、準決勝で南朝鮮のキム・ジョンジュ選手に1回棄権負けとなった。愼選手は「今回の経験を朝大ボクシング部に生かしたい。まずは関東大学リーグ2部でいい成績を残し、12月に開催されるアジア大会にも出場したい」と意欲を語った。

 一方、在日本朝鮮人ボクシング協会の李学宰会長と朝大ボクシング部の李成樹部長も朝鮮選手団の一員として参加した。

[朝鮮新報 2006.4.14]