Kリーガー安英学選手 復帰戦で1アシスト、強烈なミドルシュートなど好調ぶりアピール |
釜山アイパーク、強豪・水原に圧勝
南朝鮮のKリーグ・釜山アイパークに移籍した安英学選手(28)がケガから復帰し、23日の対水原戦に9試合ぶりに先発出場を果たした。試合は4−1で釜山が圧勝し3連勝。金南一、宋鐘国など代表クラスの選手を多く抱える強豪の水原は今シーズン初の敗北を喫した。 安選手は今試合で攻撃のポイントとなった。前半22分、グラウンド中央から左足で放った強烈なミドルシュートにたまらずキーパーがはじくと、ゴール前に詰めていた味方FWが押しこんで2点目を演出。前半38分にはグラウンド中央から味方FWへ絶妙のスルーパスで1アシストを記録し、復帰早々から好調ぶりをアピールした。 南の各紙は、試合前、金南一選手との中盤での対決に注目する記事を載せていた。安選手の今回の活躍に南のスポーツ紙JESは、「北産、真空掃除機安英学′ウ祖(金南一)へし折る(북한산 진공청소기안영학원조 꺾었다)」との見出しをつけるほど。 安選手は3月12日の仁川との開幕戦以降、骨折で負傷。40日ぶりに姿を表した安選手は、チームに大きく貢献した。キム・パンゴン釜山監督代行は、「ミドルシュートの強い安英学の長所を最大限に生かしたい」と語った。 試合終了後、安選手は、「この間、試合に出られずチームに迷惑をかけていたが、今日はアシストができたし、大勝できてとても気分がいい。自分に90点ぐらいはあげたいし、次の試合では100点を目指したい。残りの試合はすべて勝ちにいく」と意気込んでいた。 [朝鮮新報 2006.4.27] |