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〈関東高校サッカー大会 都予選A決勝〉 東京朝高 帝京にPKで敗れる

ドリブル突破する東京朝高選手

メガホンを持って応援する東京朝高生徒たち

 「平成18年度関東高校サッカー大会」の東京都予選Aの決勝が4月30日、駒沢第2球技場で行われ、東京朝高と帝京高校が対戦した。

 「因縁の対決」を一目見ようと会場にはたくさんの同胞、日本人が駆けつけた。生徒たちの応援合戦も見ものだった。

 前半開始から両校とも自分たちの持ち味を出しながらゴールに攻め立てる。実力は互角。中盤の短いパスで巧みにゲームを組み立てる帝京に対し、東京朝高はFWへロングボールを蹴りこみ、そこからつなげてゲームを展開、カウンターで得点を狙った。朝高は球際で負けることはなく、徐々に流れを引き込んでいったが、前半を0ー0で終えた。後半になると徐々に試合が動き始めた。後半20分以降、互いにチャンスを演出。FWの姜豪選手が惜しいシュートを放ち、流れを引き込んだが最後まで得点はならず、0−0で試合を終えた。延長戦でも決着がつかずPK戦へ。先攻の帝京、1番手がしっかり決めるが、朝高はゴールを外した。帝京は2人目も成功。朝高はキーパーに止められた。3人目は互いに成功するも、4人目を決められ1−4で敗れた。

 金鐘成監督は、「優勝したかったが、まだまだ実力が足りない。今回は相手が帝京だったが、どこが相手でもつねにチャレンジャーの立場で1試合1試合大事に臨みたい。個々人が勝負所で力を発揮できるように、もっと意欲的にならねばと考えている。気持ち、スタミナ、技術の3つを練習で培っていきたい」と語っていた。(c)

[朝鮮新報 2006.5.11]