第７４回日本プロゴルフ選手権が５月１１〜１４日、岐阜県の谷汲カントリークラブ（７００３ヤード、パー７２）で行われ、同胞プロゴルファーの白佳和選手（26、広島朝高卒）が通算８アンダー、２８０でまとめて５位となり、賞金３９９万６６６６円を獲得。プロ日本一を決める大一番で結果を残した。

　先日行われた「第４７回中日クラウンズ」で１５位となり、今季初の賞金を獲得した白選手はそのままの勢いで今回のツアーに臨んだ。

　ジャパンゴルフツアーのオフィシャルホームページの記事によると白選手は、「いつも順位やスコアを気にしながらプレーすると、緊張して自分のゴルフができなくなる。だから２２位タイからスタートした最終日は、首位スタートの谷口徹選手だけを意識してプレーした」という。また、このオフ、谷口選手と合宿する機会を持ち、試合勘を養った。その中で谷口選手のコースマネジメント、優勝争いのときの心がまえなどを参考にしたと語っている。シードを初獲得した今年、ツアー優勝も射程圏内に入ってきた。

　次回のツアーは「第７回マンシングウェアオープンKSBカップ」（１８〜２１日、東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ）。

［朝鮮新報 2006.5.16］