大会盛り上げた五十路チーム 「バレー、一生続けたい」 |
大会史上初となる「50代チーム」が2つも参加した。関東地方五十路チーム「ムジゲ」と愛知五十路チームだ。若いオモニたちに負けないパワーあふれるプレーで観客らの注目を浴びていた。 予選リーグは突破できなかったが、関東五十路は予選を1勝1敗で2位につけた。「ハートが熱い人ばかり」と語るのは関東五十路チーム主将の崔貞順さん(54)。「バレーが好きで一生続けたいっていう人ばかり。家庭の仕事もしっかりこなしているからこうやって遠い北海道までバレーをしに来られる。まだまだ現役ですよ」。 愛知五十路チームには今大会最高齢の名物オモニがいる。鄭仙玉さん(69)がそうだ。中、高と日本学校でバレーボールを続け、結婚後は一時退いたが、30歳から今までずっとプレーしている。控え選手ではなくバリバリの現役だ。東海地区オモニバレーボール協会会長などを務め、在日同胞、日本のママさんバレーボールの普及活動にも携わる。「バレーボールはきってもきれないものだし、健康のバロメーター。何歳になっても続けていきたい」。 [朝鮮新報 2006.5.24] |