〈在日バスケ協会のページ〉 2006年日韓Wリーグチャンピオンシップ(女子)」を見て |
5月14日、東京・渋谷の代々木体育館で「2006年日韓Wリーグチャンピオンシップ(女子)」を観戦した。同大会はバスケを通じて日韓両国の友好を図る目的で行われている大会だ。 WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)チャンピオンのシャンソンVマジック対WKBL(韓国女子バスケットボール連盟)チャンピオンのウリィ銀行の戦いだった。 協会の計らいで無料ということもあり、都内、埼玉、西東京、千葉から約200人の生徒たちが集まりウリィ銀行を応援した。会場はホームなのかアウェーなのかわからないほど、在日や南からの応援団、日本人らでごった返していた。試合を見て学んだことはトランジッションの速さ、そしてビックマンに対するマッチアップ法などである。またシャンソンが敷いたシフトを見て、このようなプレッシャーの与え方もあるのかと感心してしまった。ウリィ銀行はスクリーンプレーがすばらしかった。 アウトサイドスクリーンをかけて、またかけたかと思いきやスリーポイント。決まった瞬間、会場から大きな歓声がわきあがった。また、タイムアウトのとり方も勉強になった。何よりおもしろかったのは南と日本での審判ディレクションの違い。24秒バイオレーションの瞬間、南の審判に違和感があった。もう一度確かめてみると、明らかに頭の上をタッチしたのである。日本では肩にタッチするので生徒たちと大爆笑してしまった。試合はウリィ銀行が勝ち、楽しい一日を過ごせた。(朴誠一、東京第4初中教員) [朝鮮新報 2006.6.1] |