〈第12回中、高級学校バレーボール選手権〉 中級部 尼崎男女がペア優勝、高級部男子 大阪、女子 神戸連覇 |
中等教育実施60周年を記念して第12回在日朝鮮中級学校バレーボール選手権大会および第16回在日朝鮮高級学校バレーボール選手権大会が5月20〜21日、兵庫県立鳴尾総合育館で行われた。 今大会には中、高級学校の18チームから250人の選手が参加。また、関係者たちと学父母を中心とする応援団とバレーボール愛好家たちが観覧した。
とくに今大会には、東京朝中の男女チームと東京第1と岡山の女子チームが参加し、大いに盛り上げた。中級部部門の男子では、近年基礎練習を強化し実力向上に努めている尼崎が今までにない、高い攻撃力を発揮して優勝した。 女子部門でも尼崎が実力をいかんなく発揮し、予選リーグを全勝した勢いで、東大阪と神戸を降し、優勝した。尼崎が男女同時優勝を果たした。 高級部男部門。実力で一歩抜け出た大阪を、東京、神戸の2校がどこまで追随できるかに注目が集まった。 2日間のリーグ戦を通じて、東京と神戸の選手たちはボールをつないで勢いのある攻撃を見せたが、大切な場面で失点するなど経験不足で大阪の厚い壁を超えることはできなかった。 高級部女子の決勝は、近年攻撃力を含む全般的に実力が伸びている神戸と「粘り強い強さ」の伝統を維持する大阪との間で行われた。 関係者と観覧者たちが手に汗にぎる白熱した試合となり、今年開催される兵庫国体の県女子選抜に選出された趙慶和選手(3年)を軸とする神戸が接戦をものにし、連覇を成し遂げた。 昨年に続き、今年も神戸と大阪女子選手たちは日本の高校との公式戦で高い成績を収めており、今後の活躍が期待される。大会では4人の最優秀選手と優秀選手が表彰された。【バレーボール協会総務部】 【競技成績】 ▲中級部 ▲高級部 [朝鮮新報 2006.6.8] |