〈近況報告〉 Kリーグで活躍中の安英学選手に聞く 「サッカー、集中できる環境」 |
5月17日にKリーグデビューゴールを決めた安英学選手(釜山アイパーク、MF、27)が前期リーグを終え日本に一時、帰って来た。9日現在の近況を聞いた。(鄭尚丘記者) −新天地はどんな環境なのか。 とてもサッカーに集中できる環境にいる。携帯もメールもあまりこないから(笑)。あと、トレーニングルームがとても充実していて、使い勝手がいい。朝、昼と食事はクラブハウスで食べている。夜は外食したり、買ってきたり。 −後援会ができたと聞いた。 みなさんの応援でたくさんの力をもらっている。この前なんかサウナで知らないおじさんに「がんばれよ!」と、声をかけられた。 −南のメディアでも人気者のようだが。 ありがたいこと。でも油断すると変なことを書かれてしまうので、気をつけて発言しないと。 −オフの日はどうやって過ごしている? チームメイトと映画を見たり、釣り好きの先輩がいるので、釣りに連れて行ってもらったり。 −総聯と民団の「5.17共同声明」が発表された。 ニュースで見た。南でも肯定的にとらえてるみたいだ。過去のしがらみを捨て、協力していけるのはいいこと。 −声明の発表はデビューゴールと同じ日ですね。 祝砲! 狙っていました…いや、狙ってできることじゃない。冗談。 −「K」と「J」はどこが違うのか。 プレッシャーが違う。南の当たりは激しい。「タイガータックル」って感じ(笑)。 −フィジカルが武器と評価されている。「K」ではどうやって戦っていくのか。 プレースタイルを変えるつもりはない。もっと意識的に判断スピードを上げてどんどん勝負していきたい。 −日本でのオフはどう過ごす予定なのか。 できるかぎりウリハッキョに行って、子どもたちと一緒に汗を流したいと思っている。 [朝鮮新報 2006.6.22] |