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〈第11回世界女子ソフトボール選手権大会〉 朝鮮代表 準備着々

8月27日〜9月5日、中国

牡丹峰体育団の選手たち。国家代表の主力がそろう強豪チーム(昨年11月に撮影)

 2008年北京オリンピック予選を兼ねた第11回世界女子ソフトボール選手権大会に出場する朝鮮代表が試合準備を着々と進めている。同代表チームは04年にフィリピンで行われた第8回アジア女子ソフトボール選手権大会に出場し、8月27日〜9月5日まで中国で開催される世界選手権の出場権を獲得した。

 16チームのグループの抽選結果が発表され、朝鮮は前回大会(02年)の優勝チームである米国をはじめ、カナダ、イタリアなどとA組に入った。

 今大会の上位4チーム(開催国の中国は除外)が大陸別予選をクリアしなくても優先的にオリンピック出場権を獲得する。

 朝鮮代表は同じA組に入ったイタリアとは過去にも対戦経験がある。この時は3−0で勝利した。イタリアはヨーロッパソフトボール選手権で優勝したこともある強豪だ。現在、朝鮮代表チームを率いる牡丹峰体育団のキム・ヨンボク監督は、イタリアとの試合を通じて自分たちの実力を検証できたとし、「われわれのピッチャーの実力の方が上」と語る。

 キム監督は、「われわれが練習しているとき、他国はもっと練習しているはずだ。試合の準備を万全にすること。これが監督と選手たちに与えられた課題だ」と語る。【平壌支局】

 ▼第11回世界女子ソフトボール選手権大会の組み合わせは次の通り。

 A組:朝鮮、中国、カナダ、イタリア、ニュージーランド、イギリス、南アフリカ、米国
 B組:オーストラリア、ギリシャ、チャイニーズタイペイ、オランダ、ベネズエラ、コロンビア、日本、ボツワナ

[朝鮮新報 2006.6.22]