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〈在日バスケ協会のページ〉 特集 東京朝高男子バスケ部

 近年、着実に実力をあげ、中央大会、選手権大会、高体連で活躍している東京朝高男子バスケ部にスポットを当ててみた。「強いチーム作り」の参考になればと特集を組むことにした。

 【最近の試合結果】

東京朝高男子バスケットボール部のメンバー

 ・春季学生選手権大会(兵庫)優勝

 【高体連春季大会(関東予選)】

 ・2回戦 対都白鷗 107−51
 ・3回戦 対都新宿 66−56
 ・4回戦 対明大中野八王子 75−56
 ・5回戦 対世田谷学園 64−91(東京都32位、新人戦シード獲得)

 【インターハイ予選】

 ・2回戦 対杉並学院 107−52
 ・3回戦 対都狛江  91−56
 ・4回戦 対都駒場  70−113(東京都64位)

東京朝高男子バスケットボール部の呂直孝主将

 【在日本朝鮮人関東籠球大会(神奈川)】

 対総連東京○、対朝鮮大学●(総合2位)

 ・今季チームの特徴、李成哲監督(32)

 「走り勝つバスケ」を目指している。技術面においては、ディフェンスのファンダメンタルに力を入れ、速いパッシングとパワープレーによるオフェンスを心がけている。とくに主将の呂直孝(東京都支部選抜)を軸にチーム一丸となり、日本高校との練習ゲームも数多くこなしてきた。近年の技術面における向上の要因として挙げられることは何よりも、生徒たちの日常生活の改善にある。朝青生活と部活動の両立、礼儀、気迫、明確な目標設定など、個々の意識改革なくして現状況はありえなかったと思う。バスケを通じて何を教えるか、どういう人間を育てるのかを常に考え指導をしている。まだまだやるべきことは山積みだが、伝統ある東京朝高バスケ部出身として、応援してくれるOBたちの期待、生徒たちの情熱に負けないように、日々精進していこうと思う。10月の新人戦支部大会で勝ち進み、1月の新人戦本大会に必ず出場したい。

[朝鮮新報 2006.6.29]