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〈AFC女子アジアカップ〉 サッカー朝鮮女子代表 3大会連続W杯出場へ向け好発進

タイを9−0、ミャンマーを3−0で破る

3大会連続のW杯出場を狙う朝鮮女子代表(写真はアテネ五輪アジア予選、04年4月、広島)

 7月16〜30日までオーストラリアのアデレードで開催されているAFC女子アジアカップに朝鮮代表が出場している。

 同大会は2007年、中国で開催されるFIFA女子W杯のアジア予選も兼ねている。ホスト国の中国と共に、トップ2チームがワールドカップへの出場権を得る。3位チームは北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)3位チームとのプレーオフで本大会出場を決める。

 グループAには中国、日本、ベトナム、台湾、グループBには朝鮮、南朝鮮、オーストラリア、タイ、ミャンマーが入った。

 同大会では中国が過去7回優勝、続いてチャイニーズ・タイペイが3回。そして近年、その勢力図を塗り替えたのがアジア女子最強と言われる朝鮮。01年、03年大会で2連覇を果たし、アジアの女王として君臨している。朝鮮は18日、初戦のタイを9−0、20日、ミャンマーを3−0で下し、順調なスタートを切った。

左からキル・ソンフィ、ホ・スニ、リ・クムスク選手

 今大会、朝鮮の注目選手は、過去2回の優勝の原動力となったFWのリ・クムスク選手。今大会では主将を務める。昨年のサッカー東アジア選手権でMVP、FIFA最優秀女子選手の候補になったDFホ・スニ選手の活躍にも注目したい。そして4月のAFCU−19女子選手権の決勝では中国に敗れたものの、大会MVPに輝いたFWキル・ソンフィ選手がメンバー入りを果たしている。

 2大会連続でW杯に出場中の朝鮮だが、いずれもグループリーグで敗退している。まずは3大会連続W杯出場、そして本大会での1勝に期待したいところだ。

 22日にオーストラリア、24日に南朝鮮とグループリーグを戦う。

 一方、AFCU−19女子世界選手権で準優勝した朝鮮代表は、8月16日〜9月3日までロシアで開催されるFIFAU−20女子世界選手権にも出場する。

【組み合わせ】

 グループA ロシア、ブラジル、ニュージーランド、オーストラリア

 グループB 中国、フィンランド、未定(アフリカ)、カナダ

 グループC スイス、メキシコ、朝鮮、ドイツ

 グループD 未定(アフリカ)、アメリカ、フランス、アルゼンチン(グループ上位2カ国が準々決勝へ進出)

▲朝鮮の試合日程

 8月16日 ×ドイツ

 8月21日 ×スイス

 8月24日 ×メキシコ

[朝鮮新報 2006.7.20]