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朝鮮代表、世界ソフト選手権出場

実戦訓練強化で実力発揮を

 【平壌発=李松鶴記者】 8月27日から9月5日まで中国・北京で開かれる第11回世界女子ソフトボール選手権大会に朝鮮チームが出場する。朝鮮が世界ソフトボール選手権大会に出場するのは初めて。2004年12月フィリピンで行われた第8回アジアソフトボール選手権大会で4位に入賞し、世界選手権参加資格を獲得した。

 今大会には16カ国が参加し、アジア地域からは朝鮮のほかに中国、台北、日本が参加する。大会では、参加国が2つのグループに分かれてリーグ戦を行い、それぞれ上位2チームが決勝トーナメントに進出できる。

 朝鮮は、南アフリカ、米国、中国、カナダ、イギリス、イタリア、ニュージーランドの属するグループで戦う。

 現在選手たちは、好結果を残すため意気揚々。牡丹峰体育団のグラウンドで厳しい訓練の毎日だ。

 パク・ヨンボク監督(55)によると、選手たちは国際舞台でも存分に実力を発揮できるよう、基礎訓練とともに練習試合も積極的に行っている。

 パク監督は、朝鮮チームは米国や中国に比べると実力差があるのは事実だが、初出場でも臆せず、培ってきた技術を発揮できればおもしろいと語った。

 朝鮮チームは今大会出場に先立ち、国際大会出場経験のあるベテランを呼び戻し、彼女たちに若い選手へのアドバイス権を与えた。

 アジア大会に数回参加したことのあるキャプテン、パク・ヘオク選手(30)は、「若手は初めての世界大会に多少緊張している。グループ別のリーグ戦では、中国を除けば初めて対戦する国ばかり。われわれは強豪チームにも必ず勝つという一念で一致団結している」と語った。

 朝鮮チーム一行は24日に北京入りし、25、26の両日にかけて競技場を見て回ったあと、軽い練習を行い最後の調整に入る。

 監督、選手、役員らは良い成績をあげ、在日同胞に喜びを与えたいと口をそろえた。

[朝鮮新報 2006.8.22]