〈第2回国際武道競技大会〉 武道家同士親善深める場に |
第2回国際武道競技大会が23日、平壌で開幕した。28日までの開催期間に世界40の国、地域から500余人が参加する今大会では、テコンドーをはじめ、総合格闘技、ムエタイ(タイの格闘技)、キックボクシング、ウーシュー(中国武術)、空手などの競技、模範出演が行われる。 テコンドー殿堂で行われた開幕式には、各国際武道連盟の代表をはじめとするゲスト、各国の選手、平壌市民らが参加した。 開幕式では、平壌市人民委員会の方K甲委員長が開幕演説を行った。
方委員長は、今回の大会は正義と平和を愛し、武道の健全な発展と団結をもたらそうとする世界の武道家たちが一堂に会し自身の高い精神世界と技術を示す意義深い大会になるだろうと指摘し、大会参加者と選手たちが高い武道精神と技術をいかんなく発揮することによって大会を輝かせるものと確信すると述べた。 つづいて、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長が祝賀演説を行った。 また、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ委員長が大会にあてた手紙を、国際テコンドー連盟(ITF)委員長の張雄国際武道競技大会委員長が朗読した。
手紙は、武道はほかのスポーツと同様現代社会で重要な役割を担っており、人々の心と意志に肯定的な刺激を与え、スポーツと関連するあらゆる価値の向上に寄与していると述べた。そして、大会の参加者と大会組織委員会のメンバー、ボランティアらが大きな成果を収めることを祈ると強調した。 開幕式に先立ち、テコンドー殿堂前広場で烽火を灯す儀式が行われ、大会開幕を祝う芸術公演と朝鮮の選手によるテコンドー演技が行われた。 一方、交歓会をはじめ世界の武道家たちの親善と団結を深める催しも行われた。【平壌支局】 [朝鮮新報 2006.8.26] |