決勝に進めず

山を走り抜けてゴールを目指す李選手

　２００６年世界オリエンテーリング選手権大会が７月２８〜８月５日までデンマークで行われ、昨年、愛知県で開催された世界選手権で朝鮮代表として初出場した李敬史選手（25、静岡大大学院３年）が今年も参加した。

　李選手は、７月２９日のミドル（５キロ）、７月３０日のロング（１０．６４キロ）、８月１日のスプリント（３．１キロ）予選に出場。結果、ミドルは３７位、ロングは２９位、スプリントは３１位となり、惜しくも１５位以上の決勝へは進めなかった。

　また、８月１４〜２０日、スロバキアで行われたオリエンテーリングの世界ユニバーシアード大会にも出場した。１６日のロング（１３．９キロ）は７１位、１７日のミドル（６．２キロ）は７９位、１８日のスプリント（３．３キロ）では６３位だった。

　オリエンテーリングは、地図とコンパスを使って地図上に示された地点をすべて通過してゴールするまでの速さを競う競技。北欧、ヨーロッパを中心に高い人気があり、世界選手権は持ち回りで毎年開催されている（０３年以前は、２年に１回）。

［朝鮮新報 2006.8.31］