同胞大学生、一般同胞も出場、朝高ボクシング監督　代表監督として参加

▲ボクシング、大阪朝高・３年、ライトウェルター級、金在鴻選手	▲ボクシング、神戸朝高・３年、ライトウェルター級、周光植選手	▲ウエイトリフティング、北海道朝高・３年、１０５キロ級、李在�Q選手
▲バレーボール、神戸朝高・３年、趙慶和選手	▲水泳・競泳、九州朝高・３年、１００メートル、自由形、８００メートルリレー、金亜蘭選手	▲水泳・競泳、京都中高・中３、１００メートル平泳ぎ、４００メートルメドレーリレー、蔡知怜選手
▲ラグビー、東京朝高・３年、文炯駿選手	▲サッカー、京都朝高・１年、李大顕選手	▲ゴルフ、48、京都・伏見商工会理事長、姜優さん
▲ボクシング大阪府代表監督、47、大阪朝高ボクシング部監督	▲ボクシング兵庫県代表監督、26、神戸朝高ボクシング部監督

　本紙既報のように９月３０日〜１０月１０日まで兵庫県の各地で行われる第６１回国民体育大会「のじぎく兵庫国体」に朝鮮学校生にも今年から正式参加が認められ、ボクシング、ウエイトリフティング、競泳、バレーボール、ラグビー、サッカーの６種目に生徒たちが出場する。また、大阪府の少年男子ボクシングチーム代表の監督として大阪朝高ボクシング部の梁学哲監督（47）が、兵庫県の少年男子ボクシングチーム監督として神戸朝高ボクシング部の金潤徳監督（26）も大会に参加する。

　一般からは京都府在住の姜優さん（48）が、府代表３人の一人としてゴルフ競技に参加。

　関西大学１回生でボクシング部所属の金龍哲選手（広島朝高卒）も国体に出場する。

　これまでの参加資格は、原則として日本国籍が条件で、「永住者」の場合は学校教育法第１条が定める学校の在籍者、卒業者などに限られていた。

　しかし昨年３月、日本体育協会の国体委員会が出入国管理および難民認定法で定める「永住者」の大会参加を認めることを正式に決めた。

　これによって朝鮮学校生徒や一般の同胞たちも参加できるようになった。

　一方、神戸朝鮮高級学校・舞踊部は３０日、神戸市のユニバー記念競技場で行われる開会式オープニングで「チャンゴの舞」を披露することも決まった。

　日本最大のスポーツの祭典である「国体」。

　高体連主催の全国大会に続き、活躍の舞台が広がったことの意義は大きい。初の国体の舞台で今年度のインターハイで話題を振りまいた朝高選手たちの活躍に期待したい。

［朝鮮新報 2006.9.20］