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〈在日バスケ協会のページ〉 今年も残り1カ月、「有終の美」を

 今年も残すところ1カ月となった。熱戦続きだった今年度の大会も残り少なくなったが、今季の練習成果を発揮するには十分なはずだ。とくに卒業生たちは悔いを残さぬようアグレッシブにプレーしてほしい。

 ●第14回関東秋季大会

・日時−11月23日
・会場−東京朝高体文化会館
・参加−男子11チーム(3部)、女子7チーム(2部)
・成績−(男子)1部@東京A朝鮮大学校B東京朝高A、(女子)1部@東京AオンマーズB朝鮮大学校
 講評−男子は11チーム(123人)が参加し、1部、2部は4チームずつのトーナメント制、3部は3チームの総当たりで行われた。女子は東京朝高が新人戦と重なり不参加となったため急きょ、3チーム(26人)の総当たり戦に変更された。

第14回関東秋季大会で優勝した東京籠球団

 女子は東京籠球団(以下東京)が2勝、オンマーズ1勝1敗、朝大が2敗で東京が優勝した。東京女子は年に一度行われる在日朝鮮人中央籠球選手権大会でも現在13年連続優勝の記録を更新中。他チームとのレベルの開きが感じられる。

 男子1部決勝は、前回優勝の朝大とリベンジを狙う東京との対戦となった。東京は前回の敗戦から教訓を得て、ディフェンス主体の練習メニューに切り替えて今大会に望んだ。試合は強化してきた東京の序盤からディフェンスが冴え渡り、朝大の攻撃をいっさい寄せ付けない。オフェンスでも東京の勢いは止まらず、前半を42−11という大差で終えた。スピードを生かし何とか巻き返したい朝大だったが、東京のディフェンスを突破することができず試合終了した。

 男子2部決勝は、埼玉籠球団(以下埼玉)と東京朝高B(3年生チーム)との対戦。2部の決勝は勝者が1部昇格となるため、気合いの入り方も1部に負けず劣らない。試合は前半から大接戦となり、互いに1ケタ以上の点差を譲らず迎えた最終第4クォーター。埼玉は主力2人がファールアウト。ペースは一気に朝高へ傾き、結局朝高が逃げ切って勝利した(高3チームは特別参加のため準優勝の埼玉が1部昇格)。

 高級部から50歳過ぎの大先輩まで、バスケットというスポーツを通じて同じ時間を共有し、一緒になって笑いあった。勝つためだけではなく楽しむこともスポーツ。今後、今まで参加していなかった方々にも参加を呼びかけ、よりたくさんの笑顔を作れるすばらしい大会を目指したい。

 ●近畿大会結果(10月29日)

 (男子)@大阪A兵庫B愛知
 (女子)@京都A愛知Bオンマーズ

 ●低学年バスケットボール教室

・日時−11月5日
・会場−東京朝鮮第4初中級学校体育館

 低学年の子どもたちにミニバスケットボールの楽しさを伝え教えるために始まった「低学年ミニバスケットボール教室」も今回で第4回目を迎えた。徐々に参加人数が増え今回は、8校から男女112人もの子どもたちが参加した。朝から大勢の生徒、学父母が集まりにぎわった。

 参加者みんなで2人一組になって行われた基本練習では、うまくできる子どもたちもそうでない子どもたちも一生懸命参加した。各学校別に15試合の練習ゲームが行われた。正規の試合ではないので人数は4対4、トラべリングは5歩まで許された。驚いたのは今までのレベルとは段違いということ。玉突きのレベルだった子どもたちがすばやいドリブルを見せ、スローイングだったシュートがきちんとしたフォームでリングに入っていく。そのうえ1試合目よりも2試合目というように試合中にさらにうまくなっていた。同教室のみならず、子どもたちにたくさんの機会を与え経験させたい。バスケはほかのスポーツに比べシュートを入れ易いので「みんながヒーロー」になれる。継続的に続けていきたい。次回は来年3月末日を予定している。

今後の予定

 ●第31回在日本朝鮮人籠球選手権大会

・日時−12月16、17日
・会場−京都府立体育館
・大会展望−男子は、昨年初優勝の朝大の2連覇なるか。それとも、高さと経験豊富な愛知が念願の優勝を手にするか? 新戦力加入で近畿大会を制した大阪が2年ぶりの王座奪還なるか。近年、優勝戦線から遠のいている東京が意地を見せるか。兵庫、京都、埼玉、神奈川の仕上がりはいかに。

 女子は、大本命の東京の連覇を阻止するチームは出てくるだろうか? 着々と選手強化が進んでいる朝大、兵庫、京都がおもしろい。ベテラン勢オンマーズ(大阪)の参加が決まればさらにおもしろい。大阪、愛知の勢いも侮れない。ハイレベルな好プレーを期待する。ミニのエキシビジョンマッチも行われる。

 ●初級部第10回、中級部第27回関東学生バスケットボール選手権

・日時−07年1月6〜8日
・場所−東京朝高文化会館、草加SP
・大会展望−初級部・ヘバラギCUP優勝校の北九州が不参加の男子の部の選手権は、まさに「群雄割拠」のトーナメント。ヘバラギCUP準優勝の東京第1、初参加の緊張の中、2部優勝を果たした西東京第2、埼玉、東京第4、横浜、西東京第1も上位進出を狙えるだろう。東京第9・名古屋の合同チームがどこまで勝ちあがれるか。試合模様は組み合わせ次第だろう。

 女子の部では、上位を狙うチームが夏の欠点をどれくらい修正したかがカギ。チームとしても成熟期を迎え、心身ともに充実した選手たちの動きに期待が高まる。順当に勝ち進めば、東京対ほかのチームという展開が予想される。夏予選で涙をのんだ東京第4、名古屋がどうふり分けられるか、各チームの仕上がり具合、冬の寒さという見えない敵。「サプライズ」が起こると確信する。

 中級部・今年度グランドスラムを狙う東京朝中を東京第1、埼玉が追う形となる。東京第1は主将のセンタープレー、そして着実に力をつけた1、2年の活躍によっては、準決勝で朝中を破る力を十分持っている。埼玉は新人戦以降メダルから遠のいているが、今大会優勝候補の一角だ。

 女子の部では、近年で一番のできである東京朝中を止めることは至難の業。東京第4がどこまで踏ん張れるか、荒削りであった埼玉がどこまで修正されているかなど、見所満載である。また8年ぶりに愛知(男女)が参加する。9月の中央大会でも京都に並び東京朝中を脅かしたすばらしいチームだ。台風の目になれるだろうか?

[朝鮮新報 2006.11.29]