〈第15回ドーハ・アジア大会〉 女子柔道52キロ級 朝鮮のアン・クムエ選手が金 |
決勝は1分1秒で一本勝ち
第15回ドーハ・アジア競技大会の女子柔道52キロ級で朝鮮のアン・クムエ選手(26)が一つ目の金メダルをもたらした。アン選手は5日、カタールスポーツクラブで行われた女子柔道52キロ級の決勝で、モンゴルの選手を一本で倒して優勝した。 アン選手は昨年、朝鮮が選定した2005体育部門の10大最優秀選手に名前があがった実力者。05年の世界選手権では銅メダル、同年のアジア選手権では金メダルを取り、優勝候補の前評判が高かった。 1回戦を不戦勝、2回戦で中国の選手を破り、準決勝では日本の横澤由貴選手と対戦した。横澤選手は昨年の世界選手権、04年のアテネ五輪で銀メダルを取った強豪選手。アン選手は有効を奪ってそのまま逃げ切って勝利し、決勝へ駒を進めた。決勝は1分1秒で1本を取っての優勝だった。 朝鮮は今大会の柔道に男子3、女子6選手が出場しているが、これまで女子57キロ級のホン・オクソン選手と女子63キロ級のウォン・オクイム選手が銅メダルを獲得している。 [朝鮮新報 2006.12.6] |