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「第5回真田洋太郎賞」受賞 組織力とプロセスに高い評価

高麗クラブ・姜宗卓代表(左)と関東ラグビー協会・龍野和久会長

 「第5回真田洋太郎賞」授賞式には、関東ラグビーフットボール協会の龍野和久会長と関東協会の委員、在日本朝鮮人闘球協会の金武正会長、朝鮮大学校ラグビー部の全源治総監督など在日ラグビー界の関係者、高麗クラブの選手とOBなど約100人が参加した。

 同賞は、単に強いだけのチームに贈られる賞ではなく、長年クラブチームの育成と普及、クラブのレフリー発掘、養成に尽力した故・真田洋太郎氏を顕彰する趣旨で制定され、その年のクラブラグビー界で活躍したチーム、個人、団体、レフリーを選考対象にしたもの。

 制定委員会は、「努力は勝利に向かってまじめに努力することの価値、大切さを教えてくれる。『高麗』は現役メンバーだけではなく、クラブ創設以来のメンバーやOB、関係者の努力があり今がある」とし、現在に至るまでの過程とプロセスを高く評価した。

 高麗クラブの姜宗卓代表(35)は、「みんなが一つになってやってきた結果だ。大変なこともたくさんあったが、いつか東日本トップリーグの地を踏もうといつも部員たちと励ましあいここまで来た。来年の全国選手権では都の代表として必ず優勝し、強さを維持していけるチームを作っていきたい」と語った。

[朝鮮新報 2006.12.13]