同胞スポーツ事業のさらなる発展を

　「２００６年を送る体育役員たちの集い」が１２日、都内のホテルで開かれた。集いには、総連中央の金尚一文化局長、体連の鄭元海会長、鄭智海理事長をはじめ各種目別協会の会長、役員ら５０余人が参加した。

　鄭元海会長のあいさつに続き、鄭智海理事長が０６年度体育事業の総括と総連２１全大会に向けた「６カ月運動」の事業の方向について報告した。

　鄭理事長は、同胞社会、朝鮮学校でのスポーツの強化、祖国のスポーツ事業の発展、体連と体協および、種目別協会の強化を図ってきたと総括し、「６カ月運動」期間に体連では、�@大衆を網羅する各種スポーツ行事の組織�A学校体育の支援�B対外事業や祖国との事業�Cスポーツ人たちに愛族愛国教養を強化する４つの事業を展開していくと語った。

　集いのあと忘年会が催された。体連常任理事会が選定した「０６年度体育優秀賞」が発表され、第２８回キングスカップ（４月、タイ）と第７６回全日本アマチュア選手権で３位入賞を果たした朝鮮大学校ボクシング部の愼泰和選手（主将、政治経済学部３年）が受賞した。

［朝鮮新報 2006.12.18］