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〈第31回在日本朝鮮人籠球選手権大会〉 東京がアベック優勝、女子は14連覇

 第31回在日本朝鮮人籠球選手権大会が16、17の両日、京都府立体育館で行われた。今大会には、男子8チーム(東京、埼玉、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫の各総連籠球団と朝鮮大学校)、女子6チーム(東京、愛知、京都、大阪、兵庫の各総連籠球団と朝大)の総勢154人の選手らが参加した。また、初級部生徒ら約30人が参加し「ミニバス大会」も行われた。大会では、総連東京籠球団がアベック優勝を果たした。18歳から38歳までの在日バスケ選手らが今年も縦横無尽にコートを駆け巡った。

貫禄の強さ

貫禄の強さで14連覇を果たした東京籠球団女子

 女子決勝は東京籠球団と朝大の対戦。康静愛選手(27)にボールを集めてスピーディに攻める東京が朝大に83−44の大差で勝利し、力の差を見せつけた。

 黄淑映主将(25)は、「試合内容の追求、東京都豊島区のリーグ戦1部での優勝を目指す」と今後の目標を語った。これで東京女子は同大会14連覇となった。3位は兵庫。

 一方、男子決勝は、東京籠球団と朝大のカード。練習量が抱負で体力に自信をのぞかせる朝大だったが、高さと経験で勝る東京の守って走るバスケに及ばなかった。

東京籠球団と朝大の男子決勝戦

 試合は第2クオーターの得点差(東京16、朝大4)が響き、終わってみると東京が70−50の差をつけ勝利した。

 「とくに特殊ゾーンディフェンスをうまく研究していた」と在日本朝鮮人籠球協会の康勲会長は語る。

 大会最優秀選手に輝いた金勇来主将(27)は、「ベテランと若手がうまくマッチングし全員が一丸となって戦った。男子も連覇を目指す」と力強く語った。3位には大阪が入った。

38歳現役、見守る妻

 機敏な「38歳現役プレーヤー」がいた。地元京都籠球団の曹賢次選手だ。

 コートの外で黄色い声を送る妻の金知美さん(37)は「夫はすべてがこっち(バスケ)優先。それにあわせて仕事のスケジュールを調節しているよう」と話す。曹選手の情熱が京都を引っ張っていた。

涙の朝大バスケ部主将

 特別な想いを胸にコートを走る朝大バスケ部の宋水麗主将(体育学部4年)の姿もあった。大学1年時に女子部員は自分ひとり。孤独だった。「今は仲間がいる」。今大会を最後に12年間のバスケット生活にピリオドを打とうと決めていた。娘の勇姿の「見納め」に東京から父母も駆けつけた。

 しかし決勝戦で東京に敗れ気持ちが変わった。「このままじゃ終われない。悔いが残るから」。途中、涙があふれて止まらなかった。「決勝で負けたことと、大学1年のころを思い出して」。身につけた強い精神力が糧になる日が待ち遠しい。(李東浩記者)

[朝鮮新報 2006.12.20]