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「より大きなTutti」を目指し 初のコンサートを開催

来月11日、結成5周年を記念

 「みんな一緒に、全合奏で」という意味の音楽用語である「Tutti」は、2002年4月に発足した在日同胞障害者の音楽サークル。そのTuttiが2月11日、発足5周年を記念して初めての自主コンサートを催す。出演者とその家族、朝大生をはじめとするボランティアらは公演準備に連日、東奔西走している。

 ●ふたつのコンセプト

2005年5月29日に行われた「総連結成50周年在日同胞大祝典」で公演を披露したTuttiのメンバーら

 今回、初めての自主コンサート開催を機に実行委員会では、「より大きなTutti」を志向していくという。Tuttiの活動は、障害者もボランティアもともに学びあい、支えあい、歩んでいく活動であり、その「想い」を多くの同胞らに伝え共有すること。そしてもうひとつは、そのような想いをもつボランティアの輪を広げていくことだ。とくに後者については、幅広い層に呼びかけ観覧をしてもらい、今後さまざまな形でのボランティア参加を訴えている。

 また、コンサートを成功させるための一口1000円カンパ(詳細別項)を広範に呼びかけている。

 親類など身近な人に障害者がいない環境では、「在日の障害者って見たことも聞いたこともない」という声も聞かれる。そうした人々が同胞障害者の存在をまず知り、公演当日、朝鮮語で歌い、チャンゴを叩く出演者らの姿に接することによって、支援の輪が広まっていく一つのきっかけになればと、実行委員会は考えている。

 ●一口運動に協力を

 コンサート実行委員会委員長でTuttiの主宰者でもある成基香さん(臨床発達心理士)は今回のコンサートについて、「お隣さん」を増やし、「かかわり方」を考える契機にしたいと語る。

 「(同胞社会における障害者問題に)目をそむけてきた『それまで』と違い、いまは直視するようにはなった。今後は『どう関わっていくのか』ということが課題」

 また、「お隣さん感覚のボランティア」を増やしていくことがコンサート開催の大きな目的だと強調する。「障害者を特別視せず地域で気軽に声をかけ合うように接する、そのような『お隣さん』を多く増やしたい。今回のコンサートは、将来の同胞社会のあり方を提起するためのものでもある」。(李東浩記者)

 Tutti5周年記念コンサート成功のため一口1000円カンパにご協力ください!

 実行委員会では、同胞福祉活動の一環として行う今回のコンサートを、在日同胞障害者を財政的に支援するボランティアの輪を広げていく契機にしたいと位置づけ、一口1000円カンパを呼びかけている。実行委は、行政当局と交渉し会場や機材使用料などを無料にするなど、可能なかぎりの努力をしている。また、コンサートで得た収益は、各地音楽活動のための楽器寄贈など、すべて同胞障害者への支援活動として活用していくという。

●郵便振替口座●

 在日同胞福祉連絡会音楽サークルTUTTI 00120−3−669848

 ※振込みの際は氏名、連絡先、所属などを明記してください。

[朝鮮新報 2007.1.22]