ゲーム遊びとおいしい料理で

昨年から恒例行事となった新入生祝賀会

　４月２２日、練馬区立厚生文化会館で、今年度から初級学校へ通う練馬（東京都）地域の新入生祝賀会が催された。

　イベントは、学齢前児童のオンマ（母親）と初級部、中級部、高級部に子どもを通わせるオンマたちで運営される、練馬地域の子育て協議会が昨年から恒例行事として行っているもの。

　昨年の新入生１０人に続き、今年は東京朝鮮第３初級学校、第９初級学校にそれぞれ２人が入学した。

　祝賀会には練馬地域同胞、第３、第９初級学校の在学生と保護者、教師、練馬学齢前児童サークル「チャララ会」のメンバー、朝鮮大学校保育科の学生たちなど、７０人が参加した。

盛り上がったゲーム大会

　３部構成で行われたイベントの１部では、新入生の紹介と記念品のプレゼント、祖父母からのビデオレター、在学生らによるミニ公演と新入生のうた、朝鮮大学校保育科の学生によるエプロンシアターなどが披露された。

　２部の会食では女性同盟分会長らが中心になって準備された手作りの料理がバイキング方式でふるまわれた。参加者たちは目移りしながら盛られた料理をおいしく平らげた。

　３部のゲーム大会は、子育て協議会の初級部オンマが２カ月前から準備した３文字クロスや割り箸落としなど、みんなで楽しめる内容で、６チームが勝負を競い大いに盛りあがった。

　ひとつの地域からそれぞれ２つの学校に通う子どもたち。地域の同胞たちに囲まれて、親ぼくを深める一日となった。【練馬支部】

［朝鮮新報 2007.5.2］