top_rogo.gif (16396 bytes)

国連人権理事会参加者らの活動報告会

総連弾圧など国際社会に訴える

 3月に国連欧州本部(スイス・ジュネーブ)で行われた第4回国連人権理事会に参加した総連代表団のメンバーによる活動報告会が9日、朝鮮大学校(東京都小平市)で行われ、大学生、教職員らが参加した(写真)。

 報告会では、総連と在日朝鮮人に対する日本当局の不当な政治弾圧について糾弾し、日本の過去清算問題や民族教育の権利問題などを国際社会に広く訴えた代表団の活動について報告された。

 報告会では、朝鮮人強制連行真相調査団朝鮮人側中央本部の洪祥進事務局長が今回の国連人権理事会の特徴と総連弾圧問題について、国平寺(東京都東村山市)の尹碧巖住職が強制連行犠牲者の遺骨問題について報告した。

 また、代表団のメンバーとして初めて国連人権理事会に参加した朝鮮大学校研究院の金優綺さんが経験を語った。金さんは国際社会で広く活動することの重要性を強調しながら、在日朝鮮人としての自覚、情勢観や問題意識をしっかり持った人材が求められていると学生らに訴えた。

[朝鮮新報 2007.5.14]