top_rogo.gif (16396 bytes)

大阪コリアン子育てサークル交流会 「みんな集まれウリウリコッポンオリ」

元気な姿こそオモニの「癒し」

思い思いのポーズで記念撮影

 大阪府下5つのコリアン子育てサークルによる、「コリアン子育て交流会・みんな集まれウリウリコッポンオリ」が4月21日、北区民ホールで行われた。

 150人もの子どもたちとそのオモニたちが集まった。中には子育てに熱心なアッパの姿も。少し照れくさそうだった。子どもたちは会場に設置されたスピーカーにも興味津々、お土産の風船とお菓子を片手におおはしゃぎしていた。

 交流会にはソフトブロック(担当サークル=チャンミコッ、サポートエリア=生野区)、絵本、読みきかせ(プッコチュ、生野区)、ミニ運動会(トトリの森、東成区)、かんたん工作(アイアイ、東大阪)、ハンドマッサージ(チャッチャクン、西区、港区、浪速区、大正区、住之江区、住吉区、阿倍野区、堺市)などの各種ブースが設けられた(サークルの紹介は本紙にて連載中)。

 ハンドマッサージのブースはオモニたちに好評だった。

「げんきたいそう」。大きな声で歌う園児ら

 このほか、「げんきたいそう(リトミック)」、大阪朝鮮歌舞団による特別公演もあり、みなが楽しいひとときを過ごした。このような形での交流会は今回が初の試み、今後、年に一度のペースで続けていく予定だ。

 愛校運動と地域コミュニティの形成に大きな一歩をもたらした今回の交流会、「何をやってもいいスペース」に子どもたちは大満足、オモニたちは「癒し」を感じていた。

 開設から10年が過ぎようとしているオモニたちのネットワーク。サークル同士の横のつながりはきっとよい刺激になると関係者は話している。「子どもたちを育てることは、トンポトンネを育てること」と今後も「楽しみながら」継続していく。

[朝鮮新報 2007.5.14]