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朝青神奈川・中北「朝・日ドリームサミット」 「在日スピリット」継承し、新しい道の開拓へ

朝・日友好のタスキつないで

互いに肩を組み朝・日の友好を歌う青年たち

 朝青神奈川・中北支部による「朝・日ドリームサミット〜在日スピリットの継承者たち〜」が10日、西東京第2初中級学校で行われた。映画「パッチギ!」の井筒和幸監督を招いてのトークショー、朝・日青年が出演する友好をテーマにした公演が披露され、地域同胞、日本市民ら300人が観覧した。

 まず、トークショーで井筒監督は「そこいらの映画と同じにされちゃ困る」と「パッチギ!」に賭けた想いを、毒の入ったユーモアを交えつつ語った。

 「わかろうともしないアンポンタンもいるが、在日を描くことは日本を描くことにつながる」と、監督は「実存主義」にのっとり映画を制作したと指摘。「ねつ造」「反日」と騒ぐ人たちがいることに言及しながら、「だからこそ作った。作ってよかった」としみじみと述べた。

 続いて、朝・日青年による演劇と公演「明日への一歩」が上演された。

 演劇は同公演までを時間軸に、朝鮮と日本の友好を、駅伝のタスキをつなぐことで表現した。

 「強制捜索」を受けながらも友好は可能なのかと、疑心を抱いたままではタスキをつなぐことはできないと苦悩する主人公たち。それでも互いが歩み寄ることで青年らの合同駅伝は「完走」を果たす。

トークショーで「パッチギ!」に賭けた思いを語る井筒監督

 この駅伝、劇中のことだけに止まらず実際に、タスキをつなぐことは心をつなぐことだと8.15km、6.15km、9.17kmなどの距離を朝・日の友好とアジアの平和を願い走破している。

 公演は合唱でフィナーレを迎えた。

 最後に、中北支部の「賢徹委員長が「同胞の期待に、これからも未来を創造することで朝青が応えていきたい」と決意を述べた。

 朝青中北支部主催による文化公演は2年ぶりのこと。朝青20期のスタートに伴い、日頃から熱い期待と応援を寄せる同胞たちに、感謝と決意を込めた文化公演を行っている。

 今回、準備期間は相次いだ大会の合間を縫うようにして行われたため、わずかに1カ月。しかし、年初から独自に展開した運動の結果、過半数の地域青年を網羅しながら開演にこぎつけた。

 観覧した同胞たちは「ありがとう」「よくがんばった」と朝青員たちに賛辞を惜しまなかった。

 今回の公演には「想像しがたかった友好」を「互いに歩みよる友好」に置き換えることによって、明るい未来を自分たちが開拓してくのだという朝青員たちの気概が込められている。

 「1世、2世の想い、『在日スピリット』を継承した私たちが、新しい愛族愛国の道を切り開いていくのだ」と。(鄭尚丘記者)

[朝鮮新報 2007.6.18]