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「北海道朝鮮学校を支える会」第4回総会 「さらに広範な運動に」

 「北海道朝鮮学校を支える会」第4回総会が6月22日、札幌市の「かでる2.7」で行われた。総会には53人が参加した。

 総会では、「支える会」の古賀清敬共同代表が主催者を代表してあいさつしたのに続き、北海道朝鮮初中高級学校の申京和校長があいさつした。

 道議会議員からのメッセージの紹介に続き、2006年度の活動総括と2007年度の活動方針が示された。総括では総連北海道本部や滋賀朝鮮初級学校に対する強制捜索が行われたことを受けて、多数の「支える会」の会員らが教員らと共に学校の警備に当たったことなどが紹介された。

 また、北海道青商会幹事長がチャリティーコンペについて紹介し、アットホームな雰囲気の中ですべての議事が採択された。

 総会の第2部では、東京朝鮮第2初級学校の土地裁判に関するビデオ上映に続いて、金舜植弁護士による講演が行われた(写真)。

 金舜植弁護士は、今回の裁判について具体的に述べながら、東京第2初級を守るために、在日同胞のみならず日本市民や南の人々が広く手を携えたことが今回の運動の大きな特徴だと指摘した。

 参加者らは、連帯の輪をさらに広げ運動をより広範囲に展開していくこと、会のさらなる発展のためにはより多くの日本市民に呼びかけ、個人会員および団体会員を増やしていくことが重要な課題であると口をそろえていた。【北海道初中高】

[朝鮮新報 2007.7.9]