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南昇祐副議長が記者会見

 中央大会に先立ち、総連中央の南昇祐副議長が記者会見した。

 副議長は、総連と同胞の総意で日本政府とRCCの不当性を暴露し、これを糾弾するために大会を開くことになったと述べながら、債務返済という経済問題を政治目的で利用しようとする日本政府とRCCを強く非難した。

 また、総連とRCCの交渉過程について具体的に触れながら、総連は一貫して誠意ある態度で和解交渉に臨みながら、数回にわたって現実的かつ公正な提案をしたにもかかわらず、これを無視し強制的に競売にかけようとしているのは許されざる暴挙だと指摘。首相官邸の指示のもと、検察当局が意図的に「事件化」したことで契約を破たんに追いこんだのは安倍政権が終始行ってきた総連に対する政治弾圧の一環だと強調した。

 そして、安倍政権発足からの短期間に総連地方本部と関連施設に対する強制捜索が行われたと述べながら、総連に対する政治弾圧は国連憲章や世界人権宣言などの国際人権法規にも反する人権侵害行為だと指摘した。

 そのうえで、日本のマスコミが総連と在日朝鮮人を孤立、排除するよう世論をミスリードしていることに警鐘を鳴らしながら、公正な報道をするべきだと述べた。

[朝鮮新報 2007.7.13]