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「京都モアネット」外国人福祉委員養成講座

在日の歴史、福祉制度など学習

 京都外国人高齢者、障がい者生活支援ネットワーク「モア」(「京都モアネット」)が主催する「第2回京都外国人福祉委員養成講座」が1、2の両日、京都市の下京区役所で行われた。この日は40人を超える在日同胞と日本人が参加した(写真)。

 この講座は、総連、民団、京都市が共同運営する「京都モアネット」が、京都に暮らす在日朝鮮人を含む外国人高齢者、障がい者の福祉推進と地域密着の生活支援の重要な担い手となる「外国人福祉委員」の養成を目指して始めた。履修者には「外国人福祉委員証」が付与される。

 講座では在日朝鮮人の高齢者、障がい者をより深く理解するため、在日朝鮮人の歴史や日本の外国人政策に関する講義が行われた。また、福祉制度、社会保障制度など基礎的な分野の講義とワークショップも行われた。受講者らは専門家や大学教授の講義に熱心に聞きいっていた。【京都支局】

[朝鮮新報 2007.8.20]